若者感覚の生活・文化情報紙 別刷 毎日新聞 日曜版 「Weekly くりくり」 4月27日号 より
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「Weeklyくりくり」 発行:(株)毎日新聞社
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Imagine all the people
living life in
peace すべての人々に 平和な暮らしが ありますように 徒党を組んでこぶしを振り上げシュプレヒコール、なんていうのは昔の話。もっとポップにカラフルに”自分らしく”。その活動は”反戦運動”とひとくくりにできないほど多様。デート感覚でデモに参加したっていい。スターの名前につられて本を読んでもいい。それが一つのきっかけになるのなら。平和の訴えは今、政治運動を大きく踏み越えて、世界中に広がっている。 |
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大きなスマイルマークは渋谷の 雑踏でも目立つ。ショーちゃん |
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ユッ君(21才) |
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ハチ公前でピースウォークを 呼びかけるヨッシー、チューやん |
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世界同時多発デモ 「渋谷の街をピースウォーク」♪音楽♪などで思い思いに
今月12日、世界30カ国で同時に行われた「世界同時多発デモ」が、東京・渋谷でも行われた。
雨模様のハチ公前でボンゴのリズムに乗せて「渋谷の街をピースウォーク! 宮下公園5時半です」と呼びかけた。宮下公園では、リレーアピールで、音楽や言葉でそれぞれが平和を訴えた。山藤真史さん(高校3年)は、3月22日のデモに参加した際に誘われてスタッフとして参加するようになった。「戦争に反対だと表現したかった。ギターも歌も好きなので、自分にとって一番素直な表現方法なので」と「イマジン」を披露した。
「LOVE PEACE」「FUCK WAR」のTシャツで参加していた酒井さんも「思っているなら態度や行動で示さないと」と同意した。
「学校でイラクの子どもたちと衛星回線で話したので、人ごととは思えない」とデモに参加した岩井由乃さん(高校3年)と斉藤萌さん(同)。3月8日から毎週のようにデモに参加。「このコースは渋谷のど真ん中で同世代にアピールできるからやりがいがある」とやる気満々。
19時に公園を出発し、約1時間かけて渋谷中を1周。わざわざお店から出てきて見守る人もあり、注目度もなかなかのもの。「デモやっても意味ないって思ってたけど、変わらないことはない」という前出の高校生、岩井のさんの思いは、見ている人たちにも伝わったはず。
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