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6月10日(月)
福島物販、到着


昼食は讃岐半生うどん 動労千葉物販・ソバで 引っ張りうどん
差し入れのハムで、チーズ入りハムカツを
つくったけど失敗
お稲荷さん 差し入れ・三里塚の野菜は絶品
昼食後、ツッチー帰省
昼食後、「前進」の読み合わせ 神津島のヒラメの差し入れ ブリ1匹1070円は安い
差し入れのアイス で3時のオヤツ
夕食はブリとヒラメの刺身 ヒラメの煮つけ 差し入れのエビス・ビール
冷奴・塩麹キノコ 茹でブロッコリー・塩麹キノコ ゆし豆腐風
差し入れ 3時間ほど交流会

【ドイツ渡航記】2日目☆ゴアレーベンに到着☆
すべての原発いますぐなくそう!全国会議のブログから転載
ブログ更新できずすいません、ネット環境が整うまでに時間がかかりました。予定していた宿泊先が、洪水の危険から変更になったためです。かなり現地では大問題です。土嚢を積んだり、警察や消防が出動したり、立ち入り制限区域ができたり。大変な中僕らを歓迎してくれるみんなにも感謝です。
6月7日、晴れ。
今日はベルリンからゴアレーベンへ。15時過ぎの電車が「40分
遅れ」のアナウンスがあったきり、結局来ず(笑)。一時間後の
次の電車に乗る。電車の中での椎名さんの集会宣言練習を聞い
ていた若者が、「いい文章ですね、歌みたい」と話しかけてくる。
通じている☆とても嬉しい場面でした。
一時間半ほどで待ち合わせの駅に到着。駅でマーティン・ドナートさんに再開!
駅からさらに車で移動。ゴアレーベンは、旧西ドイツの東の端っこ。
どうやら東ドイツギリギリに廃棄物処分場をつくるという意図があっ
たようです。
エルベ川の水位は8m高くなり、避難する町や土嚢を積んでいく
場所もあるとのこと。マーティンさんの家は川沿いにあり、家具を
二階にあげたりと、かなり大変な様子。間違いなく環境が変化し
ている、だから、小手先では対応出来ないと、社会を変えることを
求めたいというような話をパワフルにしてくれます。海流のおかげ
で暖かい地域、それでも冬は-20度、5月にもそういう日があった。
それが6月に入って急に夏日、そして大雨。異常です。
エルベ川は木が浸かって、牛のいる牧草地も浸かっています。
鉄道の遅れは国鉄の民営化によってひどくなっていると言います。
今回では、人間よりも貨物を優先させるという判断があってこうなっ
ているとか。なんとまぁ、どこの国も同じです。
道は緑のトンネル。「鹿に注意」の標識。大きいものは800kgもある
らしい。車にあたると危険。オオカミやビーバーも住み始めていると
か。大自然です。
風力とトウモロコシなどのバイオマス、さらに太陽光で発電。
風力発電はは、協同組合に所属するものも。
ゴアレーベンの中でもリュヒョウという場所は最大の拠点で、
家の前には同盟のシンボル、黄色いバッテンが。
協会の所有するレストランとホールのようなところで、一回目の集会。ケアスティン、レナートと再開。水害が大変な中、集まってくれたのはゴアレーベンの住民たちであり、同盟の中心人物でした。数万のデモの中心で動く彼らは、とても多彩で思慮深く、明るい。今年の3・11や6・2デモの映像などをみながら、いろいろ訴え、また質問も多数。 何よりかんしょ踊りが大好評でした。早く踊ろうよ、とみんなそわそわ。「デモでやるのはちょっと」という人も、みんなで踊って、「明日もやろう!」 と。みんなとてもうまい!

かんしょ踊りの動画こちら。
http://youtu.be/7rpdPuB8NRU
ケアスティンさんの車はステッカーだらけ。相変わらずな元気なかぁちゃんです☆
その後少し交流会。
ビールとともに、名産のアスパラガス。洪水でやはり話はもちきりです。土嚢の積み方や、いつが一番水位が高くなるのか、などなど。仕事で海外に行っているアーネとも電話で話すことが出来ました。
【ドイツ渡航記】3日目☆核廃棄物最終処分場予定地にアクション☆
朝から鳥の鳴き声で目を覚ます。鳥たちの存在もゴアレーベンの人たちの自慢の一つ。
大きく空いた窓から日が入る、贅沢なつくり。お金ではなく、自然との融合の贅沢さは素晴らしいです。
朝食も手作りジャムから話が進み、庭を一周。豆やハーブ、ジャガイモを作っている小さな畑。一番英語を話せない椎名さんが、「これは○○でしょ」と通訳より早く話しているのは不思議な光景です。自然との共生は何よりの言葉のようです。
風車見学に出発。  車の中でも練習する椎名さん。
 
出迎えてくれたのは、左翼党にも所属するディーターさん。
乗っている車もバイオマスのガスの車。四つのガソリンスタンドで給油できるようになっている。一回の給油で500kmいけるとか。かなり技術的に進んでいます。
この風車は17年もの。小さいもので250家族、大きいものも合わせて、四つで1500家族の電力をまかなう。協同組合の所有です。新しいものは十倍の効率があるまでに進んでいるようです。風力のマイナス面も聞く。影ができてしまい、騒音も生活を破壊する。民家からは800m離して作っていると。鳥も怖がるので、気を使っているらしい。



   
協同組合所有の風車は、おなじみの太陽のマークです。
そのままなんと風車に登ります。頑張れ椎名さん!
絶景かな☆怖いけど☆
動画こちら
http://www.youtube.com/watch?v=vvcf_KYuJEE
一言で言って、挑戦する勇気です。大変な投資をし、安全部門は民間会社に頼むなど、矛盾はたくさんあります。しかし、具体的なことをやるということは多くのリスクを孕み、勇気が必要です。口先だけで原則を語るのは簡単。しかし、具体的なことをやる矛盾と向き合う勇気がここにあると感じます。

その後、最終処分場予定地へ。調査施設は、調査という名目で、工事はガンガン進めている。毎日曜日に「散歩」の名目の包囲デモ。
門前の様子。
http://www.youtube.com/watch?v=DxRwYuch-4E
マスレーベンというもう一つの候補地において、裁判日程が強行されると。洪水の大変な中でも関係なくやってくると、怒りが語られていました(後日、延期に押し込んだと報告)。マスレーベンの闘いは、数年前に5万のデモ、これにたいして警察の弾圧。数年監獄に入ってしまうようなものだったようです。
洪水の危険から、デモは出来ないが、門前集会。
集会でもかんしょ踊りをやって、抗議。昨日も来た女性が、本当に感激☆来年も来て!と駆け寄って来ました。
それにしても、かんしょ踊りの威力は絶大。椎名さんの闘いが、踊りの仕草を通して伝わっているんでしょうか。一様に椎名さんの現地評価は「強く闘う女性だ」ということで、ゴアレーベンもたくさんの困難を乗り越えて来たからこそ、深く何かを理解してくれているようです。
あなたたちは明るくて、とても学ぶべき所がある、と話しかけられました。こちらからすれば、ゴアレーベンが明るくて頼り甲斐があるなと感じるのですが、お互い、突き抜けて闘う中での明るさがあると感じます。

面白いのは、集会中に進行のしかたをみんなに意見を聞いて進めることです。突然、みんなに意見を求める。みんなもしっかり自分の意見を言う。大きな目的の一致と信頼があり、自分の頭でかんがえる土台ができています。それが多様な視点を集中して、豊かな運度を構築するのでしょう。
グリーンピースのセラフィールド再処理工場反対運動で使った船がどうどうと門の前に飾られている。この船の前で診療所へのカンパを受け取りました。2800ユーロ、30万円くらいです。
再処理工場の排出口での放射能汚染土壌の採掘を、命がけでやったりしたようです。 別の中間処分場での高レベル放射性廃棄物の取り扱いは、こんなにひどい。責任取らない、とれない、処理なんてできないのが放射能です。
現場攻防の写真はまさに三里塚そのもの。 最終処分場予定地を監視する場所。
午後は、反対同盟の初代委員長、マリアンネさんを訪問。ゴアレーベン反対同盟の歴史などの本やポスターが収められている事務所です。
広瀬隆さんと樋口健二さんの著書もあり、その中で私も出てるのよ、と話してくれました。
壁には最初の決戦であった、ボーリング調査の1004番目の
地点を占拠する闘いのころの写真。
ポスターもとっても多彩ですよね。
私たちが歴史をつくる!と吉沢さんと同じ言葉。
当時の写真も含めて闘いの歴史の含蓄を伝えてくれます

事務所です。



彼女は実はフランス出身、ドイツに移り住んで20年ほどで、原発の建設計画が持ち上がり、立ち上がったのがきっかけとのこと。でも、立ち上がったのは運命かなと言ってました。

三里塚のことも知っていて、いったこともあるとか。
鳥のさえずりも聞こえます。マーティンさんの家の周辺の動画
http://www.youtube.com/watch?v=tlX7Ax4ArXQ
休憩を終えて夜の集まりへ。 反原発バーという感じでしょうか。
福島の復興キャンペーンの現状、東北六魂祭の新聞を見せて話す椎名さん。

なんと診療所の基金を、雑誌に寄稿して訴えてくれた本人が目の前に。ありがとう!

みんな洪水のこともあり、遅くならないうちに解散しました。診療所運動の広がりは、予想を超えて進んでいるようです。本当に感謝。

6月10日(月)
夕食は舞茸ご飯を、ポルチーニ茸リゾット
に変身に…変わるはずないか!
1枚180円のレトルト・マルゲリータに半額のモッツァレアとバジルを乗せ、
ナポリ風に…変わるはずないか!
差し入れ、麩・イタリアン 残りのレタスに塩麹キノコをトッピング。この日、10人近く集まり、6・9集会の
総括(活動の内容・成果などを評価・反省し、明日に生かす話し合い)!
明日、帰郷するツッチーのラスト・ライブ

 だ  ん   け  つ  2013年6月10日  
917
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

電話 3928-1378

国鉄闘争の正念場を迎え
4カ月間決戦へ総決起集会
動労千葉争議団・国労闘争団・弁護団が登壇
 「国鉄闘争30年の歴史の中で最大の正念場を迎えた。持てるすべての力を尽くして4カ月の決戦を闘おう!」――国鉄闘争全国運動が呼びかけた6・9全国集会が、東京・文京シビックホールを埋める1800人の結集で大成功をかちとった。

 今年前半の職場生産点における豊かな実践と大前進をひとつに結集するとともに、動労千葉鉄建公団訴訟判決日である9月25日までの4カ月間決戦に一丸となって突入する総決起集会となった。

 司会は全国金属機械労組港合同の木下浩平さんと東京西部ユニオンの青年女性労働者という若い2人の労働者が務めた。開会あいさつに立った呼びかけ人の花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)が、改憲と戦争、沖縄新基地建設、総非正規職化に突き進む安倍政権を火の出るようなアジテーションで弾劾し、集会は一気にヒートアップした。

 連帯あいさつは、全国運動結成から一貫して連帯を重ねてきた全国一般東京ゼネラルユニオンの代表と、決戦の三里塚からかけつけた北原鉱治反対同盟事務局長が行った。北原さんは、判決が目前に迫った市東さん農地裁判の勝利に向け7・14三里塚全国集会(千葉市)への大結集を強く呼びかけた。さらに、呼びかけ団体である全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の西山直洋執行委員、呼びかけ人の伊藤晃さん(日本近代史研究者)、金元重さん(韓国労働運動史研究家)が、それぞれの立場から階級的労働運動の復権にむけた熱い訴えを行った。

国鉄闘争の火をもっと大きく!
 動労千葉からの報告に立った田中康宏委員長は、“民間活力の爆発(=全面民営化だ!)”をキーワードとする安倍「成長戦略」を怒りを込めて弾劾し、「国鉄分割・民営化以降26年にわたって展開されてきた新自由主義政策は正体はもう誰の目にも明らかだ。すべては日本政府と財界による労働者への全面戦争だった。このことを本当に暴き出し、これに決着をつけたときに逆転が始まる」と述べ、現在の攻防の中で国鉄闘争が持っている巨大な可能性をあらためてはっきりさせた。そして、この1年間の1047名解雇撤回闘争の大きな前進を報告し「情勢は可能性に満ちている。9月25日までの4カ月間にこれまでの努力のすべてを注ぎ込もう。この闘いの中で、全国のあらゆる職場に無数の闘う労働組合を復権しよう。今日の集会をその出発点にしよう」と熱烈に呼びかけた。

 動労千葉鉄建公団訴訟が重大局面を迎える中で特別報告に立った葉山岳夫動労千葉弁護団長は、昨年6月29日の一審判決と、控訴審で提出した新証拠の意義をわかりやすく解き明かし「弁護団は最後の勝利の日まで徹底的に闘う」と宣言した。

 参加した動労千葉争議団・国労闘争団・弁護団が全員登壇すると、会場の熱気はさらに高まった。動労千葉争議団の高石正博団長は「9月25日の判決日までになんとしても10万筆の署名を集め、大反動をひっくり返そう」と述べ、同じく中村仁さん、国労秋田闘争団の小玉忠憲さん、国労小倉地区闘争団の羽廣憲さんも揺るぎない決意を明らかにした。争議団・闘争団の燃えるような決意に参加者全員が聞き入り、割れるような拍手でともに闘い抜く決意を示した。さらに、「解雇撤回・JR復帰」の10万筆署名の呼びかけを自交総連北海道地連の杉本一郎書記長が行い、さらに署名呼びかけ人からの心のこもったメッセージが読み上げられた。

 集会のもう一つのハイライトは、外注化粉砕・大幅賃下げ阻止に向けた現場からの決意表明だ。動労千葉幕張支部の山田護支部長、動労千葉貨物協議会の佐藤正和議長、動労水戸の石井真一委員長、動労西日本の赤松賢一副委員長、弁護団の森川文人弁護士が次々とマイクを取りった。

 なんとしても組織拡大を実現し、JR資本による外注化攻撃を打ち砕くまで闘い抜く鮮明な決意が示された。この1年間の激闘と前進を踏まえ、攻撃への怒りとともに勝利への確信と展望が伝わってくる発言だ。

 被災地・反原発・改憲阻止・沖縄
 さらに、ふくしま共同診療所の医師、仙台市役所・動労千葉を支援する会の引地真理子さん、憲法と人権の日弁連をめざす会事務局長の武内更一弁護士、呼びかけ人である宮城盛光北中城村議(元全軍労牧港支部)が発言。

 最後に職場からの報告と決意として、国労郡山工場支部の橋本光一さん、呼びかけ人である愛媛県職労の宇都宮理委員長、大阪市職の赤田由行さん、東交の労働者、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会を先頭とする合同労組の仲間、全学連の斎藤郁真委員長、動労千葉青年部の滝厚弘副部長が決意を述べた。自治体を始めとする職場生産点から闘いが力強く始まっていることを示した。

 集会宣言を動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が読み上げて全体の拍手で採択。閉会あいさつで呼びかけ人の入江史郎さん(ス労自主委員長)は「国鉄闘争は今なお生き生きと闘い抜かれている。この闘いこそ労働者の未来を切り開く」と述べ、集会を締めくくった。全金本山労組の長谷武志副委員長の音頭で団結ガンバロー、動労西日本の大江照己委員長のリードでインターナショナルを大合唱し、圧倒的な高揚感のうちに集会を終えた。(O)


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