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８月２３日（金）

昼食は昨日の差し入れのカニ缶を ふんだんに使い、蟹たま丼
	春雨スープ
昼食後、今月の「綱領草案」学習会	３時のオヤツ、差し入れのスイカ

【綱領草案】 ・わが党の目的 ・革命情勢の成熟 ・革命の核心問題 ・２１世紀革命の課題

綱領草案の学習（3）

（一）労働者階級自己解放

今日は、（二）からスタート

（二）反帝国主義・反スターリン主義 ・この革命は、現代においては反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命としてのみかちとられる。 ・帝国主義は資本主義の最高の発展段階である。

・スターリン主義打倒 　一国社会主義論をもってマルクス主義・レーニン主義を破壊し、ロシア革命を変質させた 　スターリン主義は、国際労働者階級の世界革命完遂の闘いを裏切り、圧殺して、帝国主義延命を支える巨大な反革命へと転落した。 　スターリン主義は、旧ソ連・東欧の崩壊で歴史的に破産したが、完全に打倒されたわけではない。 　中国は、アクロバット的な資本主義化政策によって経済大国化しているが。その本質はプロレタリア的な残存スターリン主義 　プロレタリア革命を完遂するためには、帝国主義の打倒とともに、スターリン主義を打倒する第二革命をやりぬいて真のマルクス主義を労働者階級の手に奪い返すことが不可欠ある。

（三）独自の政党

この目的を達成するために、プロレタリアートは、自らを独自の政党（革命的労働者党）に組織してたたかうことを必要とする。 　プロレタリア革命は、階級対立の中から自然に成長して実現されるものではなく自らの歴史的使命を自覚したプロレタリアートによるブルジョアジーの打倒・労働者階級の政治権力樹立という、目的意識的な闘いをとおして初めて達成される。 　われわれは、資本の支配を全世界的に覆すための労働者階級の国際的な軍勢の一員となって闘う。 　まずは自国のブルジョアジーを打倒するために闘う。

【解説】 （一）綱領草案は現代の「共産党宣言」 （二）綱領草案の構成 （三）労働者階級自己解放の思想の復権

（四）反帝国主義・反スターリン主義世界革命綱領の再確立

共産主義社会の建設は全世界的規模でしかなしえない 　資本主義は世界貿易と世界市場によって成立した 　労働者階級は資本主義のもとで国際的に単一の階級である 　　国際帝国主義の全世界的な完全打倒 　　スターリン主義の完全打倒

（１）現代世界への視点

現代世界の基本認識　＜段階・過渡・変容・再編・危機＞

▼帝国主義段階への突入 ・資本主義の最高の発展段階であると同時に、資本主義が没落期を迎えた 　金融資本・大資本の独占的支配にもとづく金融資本的蓄積様式 　一握りの金融資本・巨大独占ブルジョアジーが国家権力と癒着・一体化し社会全体を専制的に支配する（1％対99％）

世界市場の分割・再分割をめぐる帝国主義世界戦争を不可避とする。 　　（第一次世界大戦、第二次世界大戦） 　プロレタリア世界革命の前夜

▼ロシア革命と過渡期の開始 　・１ ９ １ ７年のロシア革命が現代史の出発点 　帝国主義段階　ロシア革命→ヨーロッパ革命→世界革命　共産主義 　　　　　　　「祖国防衛」を主張する第ニインターナショナルとたたかい世界革命を完遂する。 　　　　　　　（第三インターナショナル建設） 　　　　　　反革命干渉戦争とのたたかい過渡期社会を建設する 　　　　　　　（一個二重のたたかい　国際的＝国内的）

▼スターリン主義による革命の変質 　・「一国社会主義論」（一国でも社会主義は建設できる） 　　1924年スターリン著『レーニン主義の基礎』 　世界革命の完遂がなくても社会主義・共産主義の実現は可能だとして、世界革命そのものを放棄・否定し、マルクス主義を歪曲。 　ロシア革命に続こうとした各国の労働者階級の闘いを裏切り、帝国主義の延命を背後から支える 　ロシアのプロレタリアートの主体性と団結を内部から破壊・解体した 　国際共産主義運動の変質 　　国際プロレタリアートのたたかいを「ソ連防衛」の手段として利用し、敗北させる 　　独ソ不可侵条約 　　第二次大戦に連合国として参戦（民主主義対ファシズムの戦争　日共はいまもこの立場） 　　　米占領軍を解放軍と規定した根拠 　　スターリン主義の打倒なしにプロレタリア革命は前進できない

▼戦後世界体制の危機的構造 ・第二次大戦後の世界は、帝国主義とスターリン主義による全世界の分割支配体制として再編された（ヤルタ・ジュネーブ体制） 　ヤルタ会談（１ ９ ４ ５．２　米英ソ巨頭会談）　ジュネーブ会談（１ ９ ５ ４．４） 　戦後世界体制は第二次世界大戦の終結を前後して全世界にわき起こったプロレタリア世界革命の大波を、帝国主義がスターリン主義の裏切りに助けられてかろうじて圧殺してできた体制 　戦後の米ソを先頭とする核軍拡に代表される巨大な軍事力も、その本質は労働者階級や被抑圧人民の反乱にたいする恐怖の産物であった

▼世界革命の歴史的条件の成熟 ・戦後世界体制の崩壊＝世界革命の条件の成熟 ・1974～４年恐慌（１ ９ ７ １．8.15ニクソンショック、石油危機）→新自由主義 　世界金融大恐慌の爆発（2007年～） ・1989年東欧崩壊、1991年ソ連崩壊　←スターリン主義の根本矛盾と破産

▼中国スターリン主義について ・1949年中国革命の勝利 　数億の農民を中心とする巨大な半植民地国家の民族解放・革命戦争の勝利 　ソ連と対立しながらも、スターリン主義の枠を突破できず、ソ連とは違う一国社会主義主国家として破産 　「市場経済を通じて社会主義へ」という路線はソ連崩壊後のスター論主義の最後の延命策 中国における矛盾の爆発と大暴動の開始 　　スターリン主義打倒の第二革命を

（２）スターリン主義を打倒対象として明確にする

▼＜反帝・反スタ＞戦略の核心 ・第四インター「労働者国家無条件擁護」論とのたたかい ・国際共産主義運動の疎外態（革共同第３回大会） 　ロシア革命によって資本主義から社会主義・共産主義への世界革命の過渡期がすでに開始された中で発生した＜国際共産主義運動の疎外態＞ 　スターリン主義と根本的に対決し、スターリン主義を実践的かつ内在的に乗り越える立場 　スターリン主義は、労働者階級の革命性を反革命暴力とエセ「社会主義」のデマゴギーで否定するところに本質がある。

▼トロツキーの限界の突破 　　トロツキーに代表される左翼反対派の限界 　　スターリン主義打倒の闘いに死活をかけて全面的に決起しなかったこと 　　労働者階級の革命性に深い信頼と確信を持ちきれなかったトロツキーの限界

▼日本共産党の反革命性 ・2004年の党大会での綱領全面改定 　　社会主義とは違い将来のはなしであり、日本共産党が目指す体制変革とは「資本主義の枠内での民主的改革」である。 　　「現在、日本社会が必要としている変革は、社会主義革命ではなく、異常な対米従属と大企業・財界の横暴な支配の打破―日本の真の独立の確保と政治・経済・社会の民主主義的な改革の実現を内容とする民主主義革命である。それらは、資本主義の枠内で可能な民主的改革であるが、日本の独占資本主義と対米従属の体制を代表する勢力から、日本国民の利益を代表する勢力の手に国の権力を移すことによってこそ、その本格的な実現に進むことができる。」（０３年新綱領案） 　　「この民主的改革の先に、なにか革命としてやるべき課題が余分にあるわけではないことを明確にした」（不破） ・単なる日和見主義や改良主義ではなく、「共産主義」の仮面をつけた反革命として、闘う労働者に反革命襲撃をしかけてプロレタリアートの革命的闘いを圧殺することを最大の存立基盤としている党である。 ・スターリン主義の打倒とは、残存スターリン主義の国家的・組織的・運動的実態の打倒であると同時に、本物のマルクス主義を労働者階級の手に奪い取る闘いである。 ・国際連帯のたたかいの発展は、スターリン主義を根底から打倒し克服していく決定的な条件を形成している。反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命の完遂へ、世界単一の労働者党建設にむけて猛然と闘い抜く時を迎えている。

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