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千葉駅で10万人署名 (16日昼)



3月24日(日)
第3誘導路粉砕・市東さんの農地を守ろう! 
フクシマ連帯・原発再稼働許すな! 
沖縄へのオスプレイ配備反対・基地撤去!
 TPP絶対反対! 軍事空港粉砕・改憲阻止!

3・24全国総決起集会
 
3月24日(日)正午
  成田市天神峰 反対同盟員所有畑
  三里塚芝山連合空港反対同盟

三里塚集会に行ってきます!
更新は、25日(月)の夜になります!
3月22日(金)
テント撤去は許さない抗議集会たみとや版(動画5分)

3月23日(土)
春なので床に寝転ぶブーちゃん
鐵ちゃんのペーパークラフト
昼食は鶏肉の大葉・バターソテー 三里塚のホウレン草のお浸しと
福島物販の大粒・納豆
三里塚のルッコラとベーコンのパスタ
差し入れの厚焼き卵 福島物販の大根のワサビ漬け
桜の名所・武蔵関を散策
3時のオヤツ ツルちゃんの弾き語り
夕食はアナゴちらし ハネやん特製・ゴーヤー・チャンプルー アスパラガスの味噌汁
残り物、総決算

辺野古埋め立て申請:別部署に突然搬入  3月23日 10時18分

 またも不意打ちだった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、22日に埋め立て申請を出した沖縄防衛局。職員は報道陣の目を避け、担当でない部署に突然段ボール箱を運び込み、姿を消した。県北部土木事務所の職員は「何が何だか」と困惑。2011年末の未明の搬入劇に続く隠密行動に「姑息(こそく)な手段は自信のなさの表れだ」と、怒りの声が広がった。

 県北部土木事務所によると、スーツや作業服姿の男性6人は午後3時40分ごろ、名護市の事務所3階に現れた。「沖縄防衛局ですけど、埋め立て申請書を提出に来ました」。県職員の指示に従い、段ボール5箱を所長室に運び込んだ。

 名乗らず、名刺も置かず、立ち去るまでわずか1、2分。対応した県職員は「一瞬のことだった」とぼうぜんとした表情を浮かべた。県庁から事務所に「今から提出に来るようだ」という電話が入ったのはその直後で、後の祭りだった。

 報道陣や市民約20人は、担当の維持管理班がある2階で待ち構えていた。しかし、防衛局職員が向かったのは3階の庶務班。「普通は維持管理班だが、制度上はこちらでも受け付けられる」(県職員)という盲点を突いた。隣の用地班の入り口から入り、室内を通って庶務班に行く念の入れようだった。

 所長や担当者は午後から県庁に出向いていて不在だった。次長に当たる伊志嶺茂業務総括は「まさか別の部屋から入ってくるとは。事前に下見でもしていたのだろうか」と絶句した。

 提出から15分ほどたってから、2階の報道陣の間で「段ボールが上の階に置かれた」との情報が飛び交い騒然となったが、結局各社とも提出の様子を取材することはできなかった。

 警戒に来ていた作家の目取真俊さん(52)も防衛局職員を見つけられず、「阻止したかった」と悔しがった。「市民やマスコミの目を盗み、こっそり提出するのは、支持が得られないことを知っているからだ。今度は県民の決意が問われる」と指摘した。

「県民を愚弄」地元反発 手続き先行批判

 【名護・宜野座】「県民を愚弄(ぐろう)している」-。沖縄防衛局の埋め立て承認申請書提出に、地元の名護市や宜野座村の住民からは反発の声が相次いだ。同市辺野古で地域振興を条件に移設を容認する団体からも「手続きだけが先行している」と批判の声が上がった。

 同市辺野古、豊原、久志の移設に反対する住民でつくる「命を守る会」の西川征夫代表(68)は「防衛省の強引さが際立ってきた」と憤る。ただ、多くの県民が反対する現状に変わりはないとし、「県全体の反対を追い風に、移設は無理だと辺野古から訴えていきたい」と力を込めた。

 辺野古のテント村で抗議を続けるヘリ基地反対協の安次富浩共同代表(66)は一報を聞いて、県北部土木事務所に駆け付けた。「問題が始まってから17年、ボーリング調査など苦しい局面はたくさんあったが、みんなの力で乗り越えてきた。県民の思いを無視する国に対抗する態勢をつくっていく」と決意を語った。

 東海岸で名護市と接し、辺野古に滑走路ができれば飛行経路となる宜野座村松田の当真嗣信(つぎのぶ)区長(50)は反対を貫く。「地元の理解を得たいと繰り返す政府は『基地を造るな』という地元の声こそ、理解すべきだ」と声を荒らげた。

 条件付きで移設を容認する辺野古区代替施設安全協議会の許田正武代表理事(43)は「遅かれ早かれ申請書は出ると思っていた」。辺野古以外に移設先がないなら条件を交渉する準備があるという立場だが、「振興策を話し合う場もなく、手続きだけがとんとん拍子で進んでいる」と批判した。

 移設容認の企業を中心につくる「北部地域振興協議会」の荻堂盛秀会長(73)は「知事が中身を精査し、どういった判断を下すか、しっかりと見守りたい」と話した。

辺野古埋め立て申請:「姑息」怒りや不信感 2013年3月23日 10時14分

米軍普天間飛行場移設に向け、沖縄防衛局が提出した公有水面埋め立て承認申請書=22日午後5時40分、名護市・県北部土木事務所所長室
 「国は一方的。沖縄は日本なのか」-。普天間飛行場の辺野古移設手続きを強引に進める政府に、県民は怒りや不信感をあらわにした。オスプレイ配備に反対してきた市民団体も一斉に反発し、新基地建設に「実力阻止」の声も上がった。一方、埋め立ての可否を最終的に判断する仲井真弘多知事に、申請を承認しないよう求める声が相次いだ。

 宜野湾市の会社員、上江洲淳さん(57)は「県民が県内移設やオスプレイ配備をどんなに反対しても政府は進めるのか」と憤った。住宅上空をオスプレイが通過するたびに不安を感じる。「危険はお金には換えられない。普天間は県外に移設すべきだ」と訴えた。

 仕事を終え帰宅途中だった非常勤職員、渡久山さやかさん(27)=那覇市=は「沖縄がどれだけ声を上げても聞く耳をもたない政府の一方的なやり方をみていると、本当に沖縄って日本なのって思う」と不信感を募らせた。

 与那原町で子どもたちにウチナーグチを教える屋比久澄子さん(72)は「県民を侮っている。辺野古移設に反対している県民の意見を尊重すべきだ」。自然豊かな辺野古沿岸で孫と遊んだことがある。「あの自然を子どもたちに残してほしい。仲井真知事は、辺野古移設反対を変えないでほしい」と願った。

 国際通りを散歩していた那覇市の調理師、宮城勉さん(60)も「仲井真知事は県外移設の主張を貫いて」とくぎを刺した。市内の上空で時折見掛けるオスプレイに「墜落するのではないかと本当に怖い」と不快さを感じている。「名護への移設は人ごとじゃない。県民としてこれ以上の基地負担を許してはいけない」

 名護市辺野古区に住む70代の男性は「国は一方的だ」と批判。小さい時からタコやエビを捕って遊んだ思い出を語り、「辺野古の海は死んでしまう。もう遊べない。基地ができれば狙われもするだろう」と不安がった。

 移設反対の座り込みに参加したことがある名護市の会社員、城山祥子さん(33)は「残念です」と一言。民主党政権で県外移設の可能性が浮上したことを振り返り、「期待もあったのに結局こうなってしまった。がんばっても仕方ないのかな」と無念そうに話した。
辺野古埋め立て申請:防衛相、漁協と合意後提出 2013年3月23日 09時50分
 【東京】小野寺五典防衛相は22日、名護市辺野古の埋め立て承認申請の提出を受けて防衛省で臨時会見を開き、「名護の漁協との合意が(22日)午後にできたので、速やかに提出した」と述べ、自身の判断で事務的に提出したと説明した。

 小野寺氏は「書類が整い次第、事務的に一日も早く申請することが大事だと理解していた」と迅速に申請した理由を説明。仲井真弘多知事の承認の見通しについて「沖縄県側と意見交換しながら承認していただくことが必要だ。これからがさまざまなことのスタート」と述べ、理解を求めていく考えを繰り返し強調した。

 名護漁協から同意書の提出を受け、願書を提出する前に菅義偉官房長官に一報を入れ、了解を得たとも説明。提出後には在日米軍司令部と在日米大使館にも報告したとした。
埋め立て申請 民主主義否定する暴挙  2013年3月23日

 安倍政権が米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設に向けた公有水面埋め立て承認申請書を県に提出した。これは民主主義を否定する暴挙以外の何物でもない。
 日米が1996年に普天間飛行場の返還に合意して以来、県民は県知事選や国政選、県議選、名護、宜野湾両市長選などで県内移設をめぐり激論を展開してきた。
 しかし、熟議を重ねた結果、今や仲井真弘多知事が「県内は不可能」として県外移設を求め、県内41市町村の全首長、全議会が県内移設に反対している。昨年12月の衆院選で当選を果たした県選出・出身の自民党議員4氏も「県内移設反対」を公約に掲げた。

 こうした民意を無視する差別的取り扱いは断じて容認できない。

 県議会議長や市町村長、議長ら県民代表は1月に安倍晋三首相と面談、普天間飛行場県内移設に反対し、閉鎖・撤去を求める「建白書」を提出した。首相はこの最大公約数の民意を尊重するべきだ。

 普天間移設先について、森本敏前防衛相は「軍事的には沖縄でなくてもよいが、政治的に考えると沖縄が最適」とした。県内移設には必ずしも軍事的合理性はない。

 ジョセフ・ナイ氏ら米国の知日派識者が在沖海兵隊のオーストラリア移転や米本国への撤収論を提起している。元防衛省幹部の中にも「オスプレイ配備の前提となる沖縄海兵隊の存在理由を『抑止力』と説明するのは、軍事的に説得力がない」と述べ、技術の進歩で「海兵隊が沖縄にいる優位性はなくなった」とする指摘がある。
 普天間飛行場や在沖海兵隊を取り巻く環境は変わっているが、辺野古移設に固執する外交・防衛官僚の思考停止が変わっていない。

 安倍首相とオバマ大統領は、シビリアンコントロール(文民統制)を正常に機能させるべきだ。日米関係を劇的に改善し、国民の外交・安全保障政策に対する信頼を回復させるためにも、両首脳の高度な政治判断で普天間の閉鎖・撤去、海兵隊の県外・国外移転を真剣に検討すべき時だ。

 成算のない県内移設手続きでこれ以上、時間と労力を空費するのは愚かなことだ。普天間の固定化阻止、一日も早い危険除去は当然のことだが、その手法はあくまで民主的であるべきだ。日米が民主主義の国であるのなら、「建白書」こそ最大限尊重すべきだ。




動労千葉を支援する会のホームページから転載
    全学連福島ブログ

三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」
とめよう戦争への道!百万人署名運動
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