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全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部 全国金属機械労働組合・港合同 国鉄千葉動力車労働組合

3労組の11月集会結集への訴え(テキスト版)  11月労働者集会 タブロイド版PDF
11月集会タブロイド版 PDF (5.87メガバイト)

最高裁署名の呼びかけ  PDF
最高裁判所宛署名用紙

動労千葉鉄建公団訴訟   解雇撤回・JR復帰署名

4万4327筆の力で不当労働行為を東京高裁に認定させました。署名へのご協力に心よりお礼申し上げます

2013年9月27日
国鉄闘争全国運動

 国鉄1047名解雇をめぐる動労千葉の鉄建公団訴訟控訴審判決が9月25日、東京高裁において出されました。難波裁判長は、1審における不当労働行為認定を覆すことはできず、「動労千葉を含む国鉄分割・民営化に反対する姿勢を示していた労働組合に属する職員を、このような労働組合に所属している自体を理由として、差別して不利益に取り扱う目的、動機(不当労働行為意思)の下に、本件名簿不記載基準を策定し(た)」(判決文)として不当労働行為を明確に認定しました。
 地裁判決に続き高裁においても不当労働行為を認めさせたのは4万4327筆の署名の力です。5万に迫る「解雇撤回・JR復帰を求める要望書」を裁判所に4度にわたって提出し、「国鉄改革の真実」を暴き出し、広く社会に訴えたことが不当労働行為を認定させた大きな力です。1047名解雇をめぐる裁判において本当に大きな前進をかちとることができました。署名をお寄せいただいた全国の仲間に心から感謝を申し上げます。
不当労働行為を明確に認定させた以上、次は〝解雇撤回〟の判決をかちとるべく全力を尽くします。最高裁宛ての「解雇撤回・JR復帰」10万人署名を直ちに開始します。高裁宛署名への大きなご支援に感謝するとともに、あらためて新たな署名運動へのご協力をお願いいたします。
以上

動労千葉 高裁判決に対する声明
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3月27日(木)
     
 昼食はソーキの煮物  焼きシシャモ  差し入れの韓国海苔
    差し入れの沢庵  
     
3時のお茶 「団結」957号を読み合わせ
夕食は豆乳鍋  人参シリシリ
揚げナスのオロシ和え 三里塚のネギのヌタに帆立・イカを入れ カボチャ茶碗蒸し・第2弾
そこにミッちゃん登場 そこに数年ぶりにユッ君の同級生・
母の登場

 だ  ん   け  つ  2014年3月27日  
957
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378

東京・芝公園で3・23三里塚全国総決起集会
"霞が関へ攻め上ろう"
3月23日、東京・芝公園で三里塚芝山連合空港反対同盟主催の全国総決起集会が開かれた。

 市東孝雄さん農地裁判控訴審の第1回口頭弁論を3日後の26日に控え、首都東京に打って出て「農地死守」の決意を表そう――この反対同盟の呼びかけに応え、全国から950人の労働者・農民・学生・市民が参加した。

 清々しい晴天のもと、参加者の熱気が高まる中、ウイングボディのトラック荷台を演台にして正午を前にオープニングライブが始まった。労働歌、反原発ソングなどに続き、大阪から駆けつけた趙博 (チョウパギ)さんが「反対同盟の歌」を歌って会場をわかせた。
 12時30分からフリートーク・3分間スピーチが行われた。真っ先に星野暁子さんが立ち、「1971年強制代執行阻止闘争を闘った星野文昭は、獄中から今日の闘争に参加している」と述べ、再審無罪をかちとる決意を表した。全学連の斎藤郁真委員長は、三里塚闘争の正義への確信を述べ、4・25法大集会への決起を訴えた。

 泉州住民の会代表の国賀祥司さんは「関西新空港に反対する闘いは新自由主義との闘いだ」と述べ、労働者と住民の力で関空と泉佐野市・千代松市政を打ち砕く決意を鮮明にした。

 午後1時、司会の萩原富夫さんが本集会の開会を告げ、「反対同盟は萩原進事務局次長が生前訴えてきた“霞が関へ攻め上ろう”の方針の実践として、空港周辺住民への署名・一斉行動を行ってきた。そして東京の反原発、反TPPの怒りと結び、戦争と改憲の安倍政権打倒へと進む。私はおやじ萩原進の遺志を継ぎ、敷地内農地を守り空港廃港まで闘う」と高らかに宣言した。

 北原鉱治事務局長が主催者あいさつに立ち、東京高裁での口頭弁論への大結集と傍聴を強く呼びかけ、「何が正義かをこの法廷で明らかにする」と意気込みを示した。

 大きな拍手に迎えられて市東孝雄さんが登壇した。「一審千葉地裁の判決はまったく認められない」と怒りを表明し、「7年間裁判闘争を闘い、国策裁判というものを知った。政府は今、企業の農業への参入に道を開き、農地法を改悪しようとしている。農家の問題は、不安定な雇用と低賃金に縛られる労働者の問題とつながっている。あらゆる運動が垣根を越えて連帯しよう」と訴え、控訴審勝利への決意を明らかにした。

 反対同盟顧問弁護団が壇上に勢ぞろいした。最初に葉山岳夫弁護士が、法廷は98人が傍聴できる102号法廷と決まり、187㌻にわたる控訴理由書の陳述に対する貝阿弥裁判長による不当な時間制限との攻防になっていることを報告した。そして、法廷闘争を三里塚現地実力闘争の一環として闘う立場を明らかにした。続いて弁護団一人ひとりが控訴審勝利への決意を表した。

 連帯のあいさつとして最初に、動労千葉の田中康宏委員長が発言した。「今日は、かつて小作農たちが不在地主を撃つために鎌を持ち上京してきた情景を見る思いだ。今、“不在地主”に当たるのが国家権力だ!」と、国策による市東さんの農地強奪攻撃を断罪し、安倍政権の反動的突出と支配の危機を鋭く指摘した。そして国鉄分割・民営化攻撃との闘いの決着を求めて最高裁で勝利し、労農連帯をますます発展させる決意を明らかにした。さらに関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会、群馬・市東さんの農地を守る会のあいさつが続いた。

 婦人行動隊・宮本麻子さんのカンパアピールに続き、福島からの訴えとして福島市の椎名千恵子さんと福島診療所建設委員会の渡辺馨さんが登壇した。椎名さんは、「原発はいらないと声をあげてきたが、三里塚の地に立って初めて、これは途轍(とてつ)もなく大きなものに立ち向かう覚悟が必要であると分かった。命を削るものに対する闘いとして、三里塚と福島のつながりを強めよう」と訴えた。渡辺さんは3・11反原発福島行動への参加に謝意を表し、原発事故を「なかったもの」にしようとする策動を打ち破るため診療所の存在意義を確認し、三里塚とともに闘う意志を示した。

 沖縄からは、名護市議の川野純治さんが闘いの報告を行った。

 全国農民会議の農民が緑色ののぼりを林立させて登壇した。共同代表の小川浩さんは、「安倍政権は農地中間管理機構をつくって農民の土地を取り、5年後には減反政策を完全にやめようとしている。市東さんの農地を守る闘いは全国の農民を守る試金石だ。絶対に守りぬこう」と訴えた。続いてAさんが「市東さんが農民として権力と闘っているのは、同じ農民として本当にうれしい。農地を守る正義が正義として通らない世の中はいらない。全農民の将来のため、市東さんの農地を守る」とアピールした。農民会議事務局員も若々しい決意を述べた。

 経産省前テントの淵上太郎さんのあいさつに続き、関西から駆けつけた全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部執行委員の西山直洋さんが発言し、「この政治状況の中で労働組合が最先頭に立たなければならない。大阪で若者を中心に反TPPの大きな闘いをつくるために奮闘している」と報告した。

 発言の最後に動労水戸の石井真一委員長が立ち、「常磐線竜田延伸のためのイベントとして、ポケモン列車を放射能の高い地域へ向け子どもを乗せて走らせることに反対し、動労水戸はストを行った」と意気高く報告した。太郎良陽一さんが集会アピールを読み上げ、伊藤信晴さんのリードで団結ガンバローを三唱しデモに出発した。


 最先頭で反対同盟の北原事務局長、市東さん、萩原さん、野平聰一さんが「耕す者に権利あり/貝阿弥裁判長は審理を尽くせ」と大書した横断幕を持った。
 おびただしい数の公安警察と完全武装した機動隊が隊列を包囲し、弾圧の機をうかがうが、これを蹴散らして進む威風堂々たる行進だ。指揮官車はけたたましくデモ隊への「注意」を乱発するが、この妨害をはねのけて反対同盟の宣伝カーからは宮本さんが農地を守って闘う農民の正義を大音声で訴え続けた。

 デモは休日で賑わう新橋、銀座の繁華街を席巻した。沿道の人びとは大都会のど真ん中に繰り出した「農民のデモ」に圧倒的に注目し、ビラを受け取った。「がんばって!」との声も飛んだ。

 東京駅近くの鍛冶橋交差点まで約3㌔のデモを、反対同盟を先頭に全員が意気高くやり抜き、控訴審への闘志をみなぎらせた。(TN) 
 
 
  袴田事件、再審開始決定=「証拠捏造の疑い」―逮捕から48年・静岡地裁 時事通信 3月27日(木)
 1966年に静岡県で一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した袴田巌死刑囚(78)の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、「重要な証拠が捜査機関に捏造(ねつぞう)された疑いがある」として、再審開始を認める決定をした。刑と拘置の執行停止も決定し、「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」と言及した。

 逮捕から48年、判決確定から34年を経て、裁判のやり直しが認められた。確定死刑囚の再審開始決定は2005年の名張毒ぶどう酒事件以来、戦後6例目。地裁の決定に対して検察側は即時抗告が可能で、その場合、東京高裁で改めて再審開始の可否が審理されることになる。

 決定で村山裁判長は、現場近くのみそ工場タンクから発見され、確定判決が犯行着衣と認定した5点の衣類のDNA型鑑定結果などを、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」と認定した。

 鑑定では、5点のうち半袖シャツに付着した犯人のものとされる血痕について、弁護側と検察側が推薦した鑑定人2人が、同死刑囚のDNA型と完全に一致するものはなかったとした。ただ、検察側鑑定人は「検出したDNAは血痕に由来するか不明」と信用性を否定していた。

 決定は鑑定結果から、衣類は袴田死刑囚のものでも犯行着衣でもなく、捜査機関が捏造した疑いがあるとした。

 また、弁護側が行った類似衣類をみそに漬ける再現実験などから、5点の衣類の色は長期間みそに漬かっていたにしては薄く、血痕の赤みも強すぎ、不自然だとした。

 2次請求審では、新たに開示された証拠から、5点のうちズボンのサイズが確定判決の認定より小さかったことが判明していた。決定はこの点についても、「袴田死刑囚のサイズと適合せず、ズボンが同死刑囚のものではなかった疑いがある」と述べた。

3月26日(水)
3・26三里塚農地裁判控訴審第1回弁論
  12:00~ デモ行進(日比谷公園霞門から)
    全学連福島ブログ

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