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9月28日(土)
昼間の「街」 差し入れの韓国海苔。「ジャパン海苔」じゃなくて、「ジャパン」海苔
昼食は 三里塚の茄子と豚肉の炒め煮
三里塚の薩摩芋としし唐の天ぷら
マンション掃除をします
ジャパンのり
3時のオヤツ 花梨糖も
差し入れの酒 →
「関のイサキ」を低価格で売っていた。
だって、あの「関アジ」「関サバ」と一緒に
泳いでいる魚だよ。こんなに安いはずが
ない! だまされたと思って買って、リッ
ちゃんが捌いだ。無茶苦茶、旨かった。
だまされて良かった。
ノルウェイ産の鯖。
村上春樹の「ノルウェイの森」、
ビートルズの原曲の意味は
「ノルウェイの家具」。
ノルウェイ産の鯖で日本の秋味を
味わおうなんて所詮、無理な話
昼に作った三里塚のサツマイモの

スティック天ぷら、冷めてもおいしかった
差し入れ、熊本の辛子蓮根 夕食は、白菜と豚肉の鍋 茄子・胡瓜・茗荷・大葉の塩麹漬け
エシャロット・梅干し・鰹節で

冷奴を和える。

差し入れ・北海道の鮭と残りご飯を

混ぜる
今週、一週間、続けた、
10数時間の
サドンデス・ロング・ロング・ミーティング。

結局、 良い答えは出なかったけど、
「街」のみんながトコトン付き合って、
団結が強まった。このことは事実だ! ...

こうやって11・3集会に向けて
深まっていくのが「街」のパターン
   泉田知事に何があったのか 「特捜部がターゲットに」報道も
 2013年9月26日 20:19
ぶら下がり記者会見(25日夜) の口ぶりからは容認に転じるとは受け取ることができなかった。=新潟県庁 写真:筆者=
ぶら下がり記者会見(25日夜) の口ぶりからは容認に転じるとは受け取ることができなかった。
=新潟県庁 写真:筆者=
 背景に何があったのだろうか? 新潟県の泉田裕彦知事がきょう午後、柏崎刈羽原発6、7号機をめぐり東電が原子力規制委員会に提出する安全審査申請を条件付きで容認することを明らかにした。

 安全審査申請は再稼働の前提となる。原子力規制委員会(田中俊一委員長)が新規制基準に適合していると判断し、地元(新潟県、柏崎市、刈羽村)が合意すれば、東電は柏崎刈羽原発6、7号機を再稼働できる。

 泉田知事はきのう(25日)午後、新規制基準の条件となるベントフィルター設置の要望書を提出に新潟県庁を訪れた東電の廣瀬直己社長と面談した。

 面談から3時間後に行われた ぶら下がり記者会見 で泉田知事は「(廣瀬社長の説明では)なるほどとは思えない」などとして東電の安全対策に不信感をにじませていた。

 「(東電への)回答はここ一日、二日のうちにするのか?」とする記者団からの質問に対しても、「先ずは担当部局と相談してから」と答えた。すぐには行かない、としか受け取れなかった。

 急展開の背景に何があったのだろうか? 思い至るのは、5日に新潟県庁で持たれたメディア懇談会だ。「第2の佐藤栄佐久氏(前福島県知事)になると思ったことはないか?」と筆者が質問しところ、泉田知事は「ありますね」と答えた。「黒塗りの車にビタっとつけられた時は気持ちが悪かった」と話した。

 東電のプルサーマル計画に反対していた佐藤栄佐久・前福島県知事は、実弟の不正土地取引の疑いをめぐる収賄罪で東京地検に逮捕、起訴された。収賄金額はゼロ円という奇妙キテレツな汚職事件だった。国策捜査のはしりである。

 

検察庁は福島原発事故で住民を死傷させたとして告訴されていた東電経営陣や政府高官を全員不起訴にした。工場が事故を起こすなどした時はすぐに家宅捜索に入り、会社幹部を逮捕する検察庁なのだが、原子力ムラには手が出せないようだ。

 その検察庁が「泉田知事をターゲットにした」との記事が『サンデー毎日』(10月6日号)に掲載された。同誌は地検特捜部関係者のコメントとして次のように書いている――

 「地検上層部からの指示で泉田知事を徹底的に洗っています。立件できれば御の字だが、できなくても何らかの圧力を感じさせることで、原発再稼働に軌道修正させる助けになりたい考えではないか」。

 昨夜の段階では「規制基準をクリアしても安全は確保できない」とまで話していた泉田知事が一転、容認した背景には「何らかの圧力」があったのだろうか。

 泉田知事の容認を受け、東電は明日(27日)、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査申請書を原子力規制庁に提出する。

東電・柏崎刈羽原発 シナリオ通りの安全審査申請
 2013年9月27日
東電の姉川常務は百科事典のような膨大な資料を添えて安全審査
の申請書を提出した。=27日午前9時30分 原子力規制庁 写真:筆者=
 ついに真打が登場した。東京電力はけさ、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に向けた安全審査を原子力規制庁に申請した。柏崎刈羽原発は事故を起こした福島第一原発と同じ沸騰水型(BWR)。沸騰水型の安全審査申請は初めてだ。

 四国電力の伊方原発、北海道電力の泊原発などに2ヵ月半余り遅れての安全審査申請となった。

 オフィスアワーが始まったばかりの午前9時30分、東京電力の姉川尚史・常務取締役が設置変更許可等の申請をするために原子力規制庁を訪れた。設置変更とは新規制(新安全)基準に定められたベントフィルターのことだ。

 大勢の報道陣が見守るなか姉川常務は原子力規制庁の山形浩史・安全規制管理官に申請書類を提出した。

 東電はベントフィルターも含めて柏崎刈羽原発の設備が新規制基準に適合しているかを規制庁に審査してもらう。新規制基準は一般に安全審査と言われている。

 申請を終えた後、姉川常務は ぶら下がり記者会見に応じ次のように答えた―

 記者:新潟県が了承するまでベントは使わないということになっているが?

 常務:地域が定める防災計画ときちんと整合をとって運用する。すなわち了解が得られなければ扱わないという趣旨になるかと思うが、(申請書は)そのような昨日の条件にそった記載になっている。

 記者:フクイチが収拾つかない中での再稼動申請に批判の声が上がっているが?

 常務:汚染水の問題が十分に安定した状態になっていない。皆さんにご心配をおかけしている。全社を挙げて取り組んでいく。解決を図っていくと申し上げているとおり、総力を挙げて福島第一の収束に取り組んでいく。

 姉川常務は型どおりのコメントに終始した。

 東電は10月と12月に大規模な融資の借り替えを予定している。国に提出した総合事業計画には柏崎刈羽原発の再稼動が入っており、安全審査申請をしなければ、銀行から電力料金の値上げを迫られることになっていた。切羽詰まっていたのである。

 東電の廣瀬社長はきょう(27日)、国会の閉会中審査に参考人招致されている。新潟県の泉田知事も県議会の代表質問を受ける。

 25日に廣瀬社長が泉田知事と面談し、翌26日に知事は東電の安全審査申請を容認する。そしてきょう東電は規制庁に事実上の再稼働申請をした。一日きざみのスケジュールだ。でき過ぎたシナリオを描いたのは誰だろうか?

 歴史上ない大規模な交通事故を起こしたドライバーが、事故の後始末もついていないのに、「再びハンドルを握りたい」と当局に申請した。

9月27日(金)
新作・
昼食は沖縄バヤリース労組・物販の
イカスミ・ジューシー
人参シリシリ 三里塚のピーマン炒め
デザート・梨 福島物販の胡瓜漬け
差し入れ 3時のお茶 地域の人の手作り・差し入れオハギ
チョコまであります
ビラまき
夕食は鶏・ゴボウ鍋 残りの豆乳鍋 残りの大根とソーキの煮物
三里塚の茄子をレンジして麺つゆ
でおひたし
新潟・栃尾の油揚げ 差し入れ・北海道のホッケ
ブーーっ!
← 差し入れのおから煮

セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度 週刊朝日  2013年10月4日号
 関東15市町で実施されている最新検査で、子どもたちの尿の7割からセシウムが検出されていたことがわかった。ジャーナリストの桐島瞬氏は、その被曝の深刻度を明らかにする。

*  *  *
 入手したショッキングなデータをまず、ご紹介しよう。常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査の結果である。

「初めの10人を終えたとき、すでに9人からセシウム134か137を検出していました。予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1.683ベクレル。参考までに調べた大人は2.5ベクレルという高い数値でした。いまも検査は継続中ですが、すでに測定を終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から1ベクレル以下のセシウムが出ています」(常総生協の横関純一さん)

 検査を始めたのは、原発事故から1年半が経過した昨年11月。検査対象全員の146人を終える来年明けごろには、セシウムが検出される子どもの数はさらに膨れ上がっているだろう。

 セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。

「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」

 関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。

「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4.64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食ベていたのです。試しに測ってみたら、干しシイタケから1キロ当たり1810ベクレルが検出されました」

 食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶10ベクレルだ。ただし、基準そのものに不信感を持つ消費者も多い。検査もサンプル調査だから、東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレルでも気にする風潮につながっている。

 体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。

「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」

 矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。

 体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。

 常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料がここにある。結果を見ると、280品目からセシウムが検出されていた。米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品にもセシウムが含まれていたのだ。
食品の放射性物質 厳戒の福島より近隣県にリスク 週刊朝日  2013年10月4日号
 常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査で、その7割からセシウムが検出された。安倍晋三首相は五輪招致のプレゼンテーションで自信満々に「食品や水からの被曝量は、基準値の100分の1以下」と言い切ったが、はたして本当に問題ないのか。ジャーナリストの桐島瞬氏が調査した。
*  *  *

 筆者と取材班がさっそく1台300万円以上する測定器をレンタルし、都内のスーパーで買い込んだ食材を測定したところ、次々とセシウムが検出された。

 まず、セシウムが出たのは、秋の味覚レンコン。この秋収穫されたばかりの茨城産が22.68ベクレル(セシウム134と137を合算、単位はベクレル/kg、以下同じ)と表示された。食品の放射性物質検査を行う都内の生活クラブ連合会が指摘する。

「水生植物のレンコンはセシウムが蓄積されやすい。川魚から出やすいのと同じ理屈です。こちらで測定した茨城産と栃木産からも検出されています」

 調べると、長野県や札幌市などが測定した茨城産のレンコンからも同様にセシウムが出ていた。だが、奇妙なことに地元、茨城県の検査では昨年から一度も検出されていない。茨城県農林水産部に検査方法を聞いた。

「市町村から要望があがった時点で検査を行い、その地区の1本をサンプルとして測定します」

 今年の検査は6月に実施したハウスものだけという。

 次に出たのが牛乳だ。購入した栃木産牛乳を測定にかけると、4.43ベクレルを検出した。基準値の50ベクレルより十分に低く、少量だが、毎日コップ2杯を飲むと試算すると、年間で最低10マイクロシーベルトの内部被曝をする量だ。安倍首相のスピーチとまたも矛盾する。栃木県畜産振興課が放射性物質検査をこう説明した。

「県内にサンプルの生乳を取る場所が6カ所あり、2カ所ずつ持ち回りで毎週検査をします。昨年、今年ともセシウムが出たことは一度もありません」

 こちらの検査でセシウムが出たことを伝えると、絶句した後、こう答えた。

「4.43ベクレルでも絶対に安全とはいえません。さっそく製造業者を指導します」

 セシウムが含まれた牧草を牛が食べて生態移行することが多いため、県では牧草管理の指導も行っている。だが、サンプルを採取する段階ですでに多くの酪農家の生乳が混ざっていることから、原因となった牧場を特定するのは困難だと言う。

 茨城、栃木と並んで、放射線量が高いのは群馬だ。中堅スーパーで群馬産のホウレン草、キャベツ、生シイタケを購入したところ、すべてからセシウムを検出した。中でもホウレン草は26.12ベクレルを記録し、セシウムが移行しやすいと言われるシイタケの値を超えた。

 群馬産は、今回都内で購入した6品目中4品目から検出。加えて、県北の川場村で買ったアユの甘露煮、生栗からも出た。県内北部にある物産販売店の店長はこう説明する。

「放射性物質の検査は生産者に任せていて、50ベクレルを超えたら販売しません。ですが、それ以下は基準値以下なので問題ないと思っています」

 しかし、小さい子どもを持つ親など、少ない数値でも気にする人が増えているようだと水を向けると、途端に顔を曇らせた。

「正直、どう対応してよいのか。どのくらい含まれているかを商品ごとに表示するやり方もありますが、お金がかかりますので……」

 さらに心配なのは、福島第一原発が太平洋へ垂れ流している汚染水による魚の汚染だ。三陸沖の魚を使ったサバ味噌煮缶詰、サンマの冷凍一夜干しから、それぞれ15.52ベクレル、4.73ベクレルが検出された。サバ缶の製造業者はこう言う。

「昨年秋に八戸港で水揚げされた秋サバです。石巻工場内で第三者機関の測定を受け、10ベクレル以下ということを確認しています」
<福知山線脱線事故>歴代3トップ無罪、遺族ら無念にじませ 毎日新聞 9月27日(金)
 JR史上最悪となった大事故の刑事責任は経営トップにはない--。兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、神戸地裁が27日出した結論は、JR西日本歴代3社長の無罪だった。判決前、「後は待つしかない」と淡々とした心境を周囲に語っていた元会長の井手正敬被告(78)は直立不動の姿勢で判決に聴き入った。法廷に詰めかけた遺族らは天井を見上げるなど無念さをにじませた。

 「被告人らはいずれも無罪」。歴代3社長は、証言台前に直立不動の姿勢で裁判長の判決言い渡しを聴いた。

 遺族らのいる傍聴席に深々と一礼して被告席に座った歴代3社長。井手氏は握りしめた両手を机の上に置いて判決理由を聴いた。南谷氏と垣内氏は、手元の資料を見たり、メモを取りながら判決理由を聴いた。

 検察官役の指定弁護士の後ろの被害者席では、遺族が無念の表情を見せた。三男善弘さん(当時20歳)が犠牲になった下浦邦弘さん(65)=神戸市北区=は厳しい表情を浮かべ、裁判長をじっと見つめた。長女の容子さん(同21歳)を亡くした奥村恒夫さん(66)=兵庫県三田市=は判決理由で3社長の予見可能性の有無など争点の説明に入ると、額に手を当てたりして耳を傾けた。

 判決言い渡し後、宮崎英一裁判長は「106人もの方が亡くなり、今も多くの方が苦しんでおられる。誰一人、刑事責任を問われることがないと思われるのはもっともだが、会社の代表とはいえ、社長個人の刑事責任を追及するには、厳格に検討しなければならない。裁判所としても、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、今なお苦しんでおられる方々にお見舞いを申し上げます」と述べた。その後、裁判長ら3人の裁判官は約10秒間、黙とうした。

 神戸地裁は27日午前9時から、一般傍聴者を抽選で決めるための整理券を配布。45席に対し690人が列を作った。【山川淳平、宮嶋梓帆、米山淳、山田毅】

 宮崎英一裁判長(54)は1984年、東京地裁判事補に任官、大阪、京都の各地裁判事部総括などを歴任。大阪地裁では2005年、収賄や公務員職権乱用などの罪に問われた元大阪高検公安部長に実刑(一部無罪)を言い渡し、06~07年には、大阪府八尾市の主婦ら3人がヤミ金融業者の取り立てを苦に心中した事件で、元従業員らを実刑とした。

 ◇物足りない判決
 板倉宏・日本大名誉教授(刑法)の話 過去には結果の発生を具体的に予見できなくても、一定程度の予見可能性で過失が認められるという最高裁判例もあり、今回の判決は過去の判例の趣旨に反している。事故現場での具体的な予見可能性でなくても、「スピードを出せば脱線するかもしれない」という危惧感はあったはず。それで予見性の認定は十分で、過失は認められてしかるべきだと思う。物足りない判決だ。

 ◇無罪はやむを得ない
 渡辺修・甲南大法科大学院教授(刑事訴訟法)の話 無罪はやむを得ない。指定弁護士は過失についてさまざまな要素を挙げたが、トップにそれらを全て把握して危険を予測しろというのは不可能。むしろ、過失を問えないことを示していたといえる。トップの責任逃れに見えるかもしれないが、今の法律では結果責任を問うことはできない。ただ、市民の安全を預かる会社が巨大事故を起こせば、何らかの責任を問われて当然で、法人を処罰する法律を作るべきだ。

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三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
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