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9月21日(土)
昼食は生姜焼き 差し入れの生卵で、玉子かけご飯
鶏肉のソテー
差し入れのビール詰め合わせ 3時のオヤツは差し入れの梨
夕食は暑かったけど冬メニュー、塩ちゃんこ。鶏肉、鶏つくね、新鮮帆立入り
差し入れのカマの塩焼き 差し入れのアワビ・ウニの混ぜご飯 ベルギー・ビール
飲んでいたら、

また酒の差し入れ

 だ  ん   け  つ  2013年9月21日  
927
東京北部ユニオン
リサイクルショップ「街」分会
関町北4-2-11
 電話 3928-1378

経産省前テント守ろう 再稼働阻止・廃炉を 人間の鎖で経産省包囲
 9月11日、東京・霞が関の経産省前で「オリンピックよりも被災者の支援を/原発再稼働よりも福島第一原発の終息を」を掲げて、経産省抗議集会とヒューマンチェーンが行われた。

 11年9月11日に経産省前テントが建てられてちょうど2年。大飯原発3・4号機の停止と再びの「稼働原発ゼロ」が迫り、安倍政権が再稼働へ動き始める中で、あらためて再稼働阻止と全原発廃炉の実現を誓う行動だった。

 午後3時。経産省前で抗議の座り込みとスピーチが始まった。再稼働が狙われる北海道・泊、愛媛県・伊方、鹿児島県・川内、福井県の若狭湾で反対運動を続ける住民が「再稼働を絶対に許さない」と力強く訴えた。

 福島からは、双葉町から東京に避難している亀屋幸子さん、郡山市の黒田節子さん、福島市の椎名千恵子さんらが発言。亀屋さんは「汚染水は完全にブロックされている」と公言した安倍首相を強く弾劾し、「私たち避難者は今もなおこんなに苦しんでいるのに、オリンピックの話を聞くと悔しくて涙がとまりません」と訴えた。黒田さんは「=2k=44=wa=人の子どもたちの甲状腺がんとその恐れと発表された。あきらめるわけにはいきません。福島には今も子どもたちが生活し、赤ちゃんが生まれています。未来のために一緒に力を合わせましょう」と呼びかけた。

 椎名さんは「11年10月27日、原発いらない福島の女たちがここで座り込みを行い、12月1日には『とつきとおかのテント行動』を始めました。多くの方々とともに闘い続けてきた結果、今もテントが堂々と立っています。分断を許さず、もっと強固につながってまいりましょう」と訴えた。
 続いて、そろいの黒装束の女性たちを先頭に「かんしょ踊り」を輪になって踊った。

 手づくりの料理をほおばりひと休みした後、6時から再度、経産省前で抗議集会を行った。7時半からは経産省を包囲するヒューマンチェーン。経産省に沿った歩道で数百人が手をつなぎ、8時過ぎに「チェーンがつながりました」とアナウンスされると大きな歓声が上がり、「この力をもっと大きく広げ、再稼働を阻もう」と誓った。(S)

動労水戸
10・1外注化阻止へ
第2波のスト
  動労水戸は9月13日、誘導・計画業務10・1外注化阻止を掲げて第2波ストライキに立ち上がった。この日の勤務者全員がストライキに入った。

 午前11時に、勝田車両センター門前に組合員と支援が結集し抗議闘争を行った。木村郁夫書記長は「昨年の外注化強行から1年で、どれほど職場が混乱し、安全が破壊されたか。JR水戸支社ですら団交で『(外注化の現状は)課題がある』と言わざるをえない現実だ」と怒りをあらわにし、「こんな施策の先に未来があるのか。しかたがないことなのか。分断を打ち破り、今こそ声をあげよう」と職場の若い仲間に訴えた。高野安雄副委員長も「MTS(水戸鉄道サービス)がまともに業務の遂行もできず、教育訓練もできないことは明らかだ。
 この現状の上に、さらに外注化を拡大することなど絶対に許されない」と述べ「動労水戸は外注化を粉砕するまで徹底的に闘い抜く」と訴えた。
  不当労働行為粉砕裁判を闘う
 抗議行動を終えた組合員らは水戸市内に移動し、ストに入った他の組合員と合流。全員で水戸地裁民事第1部(脇博人裁判長)で開かれた不当労働行為粉砕裁判の第9回口頭弁論に臨んだ。傍聴席に入りきれないほどの大結集となった。

 裁判では、原告代理人の松田生朗弁護士が意見を述べ、JR東日本が書面で「運転士が勤務したら夜勤手当が発生する」ことを認めながら、未払い分の差額賃金について「支払う必要はない」と居直っていることをあげ真意をただした。すると、脇裁判長が間に割って入り「一般的な解雇事件におけるバックペイ(未払い賃金の支払い)でも残業代は支払われない」と、あろうことか被告に成り代わって説明を始めた。原告と傍聴者は脇裁判長に対して「会社の代理人に聞いてるんだよ!」怒りの声をあげた。しかも、運転士登用差別裁判をめぐる最高裁確定判決は「運転士として勤務したら得られたであろう賃金」との差額の支払いを命じている。運転士の勤務の性格から、夜勤手当や超勤手当は、どの運転士にも例外なく発生する。脇裁判長の“解説”自体が的はずれもいいところだ。

 裁判の総括集会で、原告代理人の葉山岳夫弁護士や山本志都弁護士も「けしからん姿勢だ。JR東日本の代理人そのものだ」「真ん中に座ってはいるが中立でもなんでもない」と裁判長のあり方を批判した。

 集会の基調を提起した石井真一委員長は、この裁判について「国鉄分割・民営化以来の国鉄労働運動つぶしに抗しして、国をあげた闘いに26年間闘い抜いて勝利の展望を切り開いている。運転士登用差別、昇進差別、現在も継続している動労水戸への不当労働行為などの一切を粉砕する闘いだ」と、あらためてこの闘いの意義を明らかにした。

 石井委員長はさらに、10・1誘導・計画業務外注化をめぐってJR水戸支社が、動労水戸との団交を一方的に打ち切りながら「出向の発令だけはやらせてもらう」と事前通知を出そうとしていることを激しく弾劾。きわめて専門性の高い誘導・計画業務を下請け会社に放り出すJR水戸支社を批判し、組織拡大闘争を軸にして外注化粉砕するまで闘い抜くことを宣言した。また、被曝車両(K544編成)をめぐる被曝労働拒否、当局による「偽装交検」弾劾の闘いを総括した上で、「安倍首相のとんでもないうそが露呈し、『原発再稼働・輸出なのか、全原発の廃炉か』をかけて原発問題を根底から問う過程に入る。常磐線の竜田駅までの延伸は一大決戦になる」と述べた。最後に「連合の崩壊が始まり、労働運動の転換期が来ている。この情勢をつくりだしたのは動労千葉、動労水戸―動労総連合の闘いだ。今年こそ1万人を集める決意を固めて、11・3集会へのチケット販売やオルグを始めよう」と提起した。

 辻川慎一副委員長のまとめの提起で集会を終え、全参加者でJR水戸支社への抗議行動を闘い抜いた。高野副委員長が「現在、支社のビルで、外注化妥結に向けて東労組が団交をしている」と暴露し、怒りを込めて何度もシュプレヒコールをたたきつけた。(O)
不服申立て、シマシタ!!! 前進友の会 
  これまでの動き
8月1日

生活保護引き下げの日

8月5日

前進友の会のえばっちが不服申し立てをしようと決意

8月12日

前進友の会が京都市長、京都府知事、厚生労働大臣に要望書を出す

8月18日

前進友の会として、生活保護改悪に反対する人々の会(以後、人々の会)が主催する相談会に行って来ました。
これまでの政策の流れと現状報告、不服審査請求の書き方を教えてもらいました。
人々の会の会議があるというので参加を表明

8月26日

前進友の会として、人々の会の会議に参加
現状報告と予定を確認

8月30日

前進友の会として、京都府庁へ行く
前進友の会の思い
 政府は以前から、厚生労働省主体で生活保護の引き下げを検討してきたようです。
確かにリクツはいろいろあるでしょう。
しかし、物価や消費税が上がる、このタイミングで生活保護の引き下げはおかしいのではないでしょうか?
(ある情報によれば住宅扶助を下げている自治体があるそうです)

精神病者にとって、生活の安定は病状の安定です。
病状の安定こそ、精神病者のもっとも必要なものです。

また、テレビなどを見ていると民衆の差別意識や、それに乗っかる行政は、ひどいと思います。

最後に捕捉率です。
生活保護を受給できる基準の人はたくさんいます。
それを捕捉率というのですが、それが30%くらいで3分の1くらいの人しか、生活保護を受けていません。

 まず、このところの国の動きですが、生活保護の引き下げを民主党に政権交代する前から検討していました。
リーマンショック以前から検討していて、国は手ぐすね引いて待っていました。
先の選挙で生活保護10%カットを公約として掲げていた自民が政権を取り、公約通りに生活保護を数%引き下げました。
さらなる引き下げが来年、再来年とある予定です。
生活保護引き下げの根拠としては、デフレが続き生活実態と合わないという理由です。
そして今年は5年に一度の見直しで、引き下げられました。

 しかし、現在デフレは終わり、アベノミクスでのインフレ誘導、円安、輸入品の値上げ、原油高、これから上がるであろう消費税。
なぜ、このタイミングで生活保護引き下げなのか?
しかも、ある情報によれば住宅扶助も下がっている自治体があるそうで、まさに便乗引き下げ

 精神病者にとっては生活の安定が病状の安定なのです。
今日、明日のご飯を心配するのはしんどいのです。
ご飯が食べられない心配をするのは健常者の何倍もしんどいのです。
引き下げの結果、入院ではそろばんが合わないと思います。
私たちも入院はイヤです。
どうか、これ以上悩みのタネをまかないでください。

 次にテレビなどでよくある民衆の差別意識です。
テレビなどを見てると、それはひどい差別をする人達がいます。ネットなど論外。人々の本音がネットだとすると、本当に首をくくりたくなります。

さらに、その差別意識を利用するかのような水際作戦をする行政。
行政は生活保護受給者に対する差別を解消する義務があると思います。
積極的な啓発活動をするべきだと思います。
生活保護は富の再分配であり、富の再分配は国家の最も基本的な機能の一つです。
基本的な機能を果たすこともできない国家でいいのでしょうか?
機能不全の国の総理が貧乏人になにを食えというのか、聞いてみたいです。

 最後に、これから大問題になるであろう捕捉率についてです。
生活保護を受給できる基準の人の中で受給できている人の率を捕捉率といいます。
現在30%くらいで、残り70%くらいの人達が受給できていません。
これは先進国の中では低いです。
先にも書きましたが、富の再分配が機能してるとは思えません。
そこで問題なのですが、この捕捉率をどうするのか大問題です。現在の3倍の予算を要求しないと満たせません。
これをどうするのか、大議論になると思います。

 結びに、いろいろな物が値上がりする中、消費税も上がる、このタイミングで生活保護引き下げは、やはり納得できません。
また、テレビやネットなどに現れる民衆の差別意識も非常に問題です。行政は早急に対応すべきだと思います。

(文責)HP企画部
生活保護の削減と精神病者の危うい生命について  皿澤 剛
 私は一人の精神病者だ。長年うつ病を患っている。入院経験もある。そして、今は生活保護を取得し、故郷を離れ患者会のなかまと共に、なんとか自立して地域で一人暮らしを続けている。

 この8月から、生活保護の額が減らされた。私の場合は月に1520円だ。さらに来年の4月、再来年の4月にもほぼ同額が減らされるという。私は、料理ができない。部屋ではほとんど万年床に寝たきりでシンドクてできないのだ。しかし、外食もできない。毎食外食できるようなお金は無い。それで、1日2食に切りつめて、ご飯だけは炊飯器で炊いて、あとはインスタントのみそ汁・生卵・納豆・トマトなどをおかずにして飢えを凌いできた。それでも月末になると、お金が足りなくなって1日1食に切りつめることもあった。そのような状況のなかで、生活保護の額が減らされるのだ。私にとって、この1520円は2食~3食に相当し、大変痛い。

 そのような状況は、なにも私一人の状況ではない。身近なところで言えば、私が属している患者会・前進友の会で生活保護を取っている大勢のなかまの現実でもあるのだ。
 非常に深刻な情況だ。精神病者として、地域でなんとか自立して生活を成り立たそうと努力しても、生活費の直接の削減は、自立生活を切り崩してしまうかもしれない。それは、われわれ精神病者にとっては、(餓死するにせよ、自殺するにせよ)死ぬことか、そうでなければ、精神病院への入院を意味するのだ。非常に切実な問題だ。

 それで、この問題は、われわれの生存の問題として、前進友の会全体として、取り組まなければならない問題と考えた。
 そして、われわれのなかまのえばっちは、勇気をもって行政に対して不服申し立てをする決意をした。実際勇気がいるのだ。われわれは行政が本気を出せば、何をしてくるかを経験から知っている。それは法律があり守ってくれるから安心できるというようなものではない。そのことを、骨身にしみて分かっているからこその勇気なのだ。本当に生活の基盤を失うかもしれないのだ。そのことをしっかり理解したうえで、えばっちは行動に立ち上がった。

 このような重大なことを、えばっち一人が孤立して行うことはできない。もちろん、前進友の会が総体として、支援し運動するとしてもそれだけでは不十分である。それで、地元京都で長年地に足をつけて運動してきた、身体・知的障害者の団体とともに運動を行うことにした。不服申し立ても一緒に集団で行うことにした。

 その障害者団体のミーティングに何回か参加したうえで、8月30日に京都府庁において、身体・知的・精神障害者が集団で不服申し立てをする場でえばっちも申し立てをすることに決めた。そして、そこでは、府庁の担当副課長への集団申し入れをすることになっていたのである。えばっちも、生活保護を受給している精神病者の本音を申し入れの場でぶつけようと考えていた。

 8月30日のその日、府庁の大きな一部屋に障害者が30人ほど集まった。私も参加した。身体・知的・精神の障害を持った人たちだが、やはり脳性麻痺の車椅子の方々が多かった。

 申し入れの場では、いろんな方が発言をした。脳性麻痺の方は、言葉をなかなか聞き取れなかったが、必死で想いをぶつけた。視覚障害の方は、厳しい口調で「最低生活ってなんなんや!!説明してみろ!!」と迫っていた。副課長は、はぐらかして正面からは答えなかった。また、うつ病で生活保護で暮らしているという青年が、福祉事務所で受けた仕打ちの生々しい話を語ってくれた。それは福祉課の係長とケースワーカーがその青年を狭い部屋に閉じこめ「何で働こうとせんのや!!何や、カネを取りに来たんか!!」と大声でさんざん罵倒し、彼はうつ病でなにも言えなかったという話だ。そして最後には「こいつ、何か話すまで、外で立たしとけ!!」と罵倒されたという。私はそれを聞いていて、その情景が目に浮かぶようだった。その話に対して副課長は、京都市で起きたことは私は関知できません、と言っていた。

 そのような府庁での申し入れの場でえばっちも名前を名乗り生活保護で生活している精神病者の本音を語ってくれた。
 それは全部で4点ある。

 1点目は、現在の生活保護の額でも「健康で文化的な最低限度の生活」はできていないということである。まず、食生活に関しては、私も前に書いたが、料理もできなければ外食も高くてできないという状況のなかで、とても健康で最低限度の食生活は送れていないということだ。また、お金がなければどこかへ行くこともできず、文化的な最低限度の生活も送れないということだ。そして、それを補うためにわれわれは患者会を作り、みんなでお金を出し合って食事会をし、レクをすることで、ようやく憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」を担保しようとしている現実があること。私自身もその恩恵によってなんとか毎日生活できている。

 2点目は、われわれ精神病者の病状の安定は、医者の診察やクスリやカウンセリングで保たれているのでは決してないということ、本当は生活の安定の安心によって保たれるということである。この間の生活保護の減額によって、全国でどれだけの病者の具合が不安により悪くなっているであろうか、その責任はいったい誰が取るのかということ。このことは、われわれ病者にとってあまりに当たり前のことである。私も不安で具合が悪くなっている。

 3点目は、われわれは精神病者ということで地域の中で白い目のなかで暮らしているが、生活保護に対する偏見が非常に強い中で生活保護を受けているということも隠して負い目を感じて毎日生活している現実がある。生活保護に対する世間の偏見をなくすことは、あなたがた行政がやらねばならないことではないのか、ということである。この点も、私自身シビアに毎日直面していることだ。ただでさえ、病状が苦しいのに、生活保護を受けているということによる負い目も、ひどく苦しく、死にたくなる。

 4点目は、実際うつ病の青年が先ほど語ってくれたように「水際作戦」はひどすぎる。私(えばっち)自身も福祉事務所に相談に行ってから受給できるまでに半年かかった。今はもっとひどいだろう。しかし本当は生活保護という制度によって恩恵を受けているのは、あなたがた行政や社会の方だ。生活保護があることで社会の安定は保たれ治安の悪化も防がれている。これ以上生活保護を締め付けるなら社会は必ず不安定化するだろう。補足率が低いことは行政自身が認めている。あなたがた行政がやらなければならないことは、生活保護の減額や締め付けではなく、もっと多くの受けられるべき人たちに生活保護を受ける機会を保証することだ、ということである。私自身も、生活保護の申請には大変苦労した。またえばっちのときは、福祉事務所がなかなか申請を受理せず、最後はわれわれ前進友の会のなかまが大勢一緒に行くことでようやく役所が申請を受理したという経緯がある。私もそのときは一緒に福祉事務所へ行った。

 そうして1時間が過ぎ、えばっちは不服申し立てを申請して、もう疲れて前進友の会に帰った。その後、記者会見もあったようだ。

 そのあと、われわれが危惧していたように、さっそく不服申し立てをした障害者の方にケースワーカーから嫌がらせがあったことが分かった。権利が保障されているといっても、そんなものは建前でしかない。このような嫌がらせはこれからもたくさん起こってくるだろうから、個別対応にまかせず、一緒に闘っている障害者団体の事務局と弁護士の方に、この件に対する対応は全面的に担っていただきたい、と私は想う。それが、本当の意味で一緒にやることだと想うからである。
 しかし、それでも、個人にはいろんな不利益は起こってくるだろう。われわれ前進友の会としては、ミーティングで決めた通り患者会総体としてなかまの不利益を防ぎ、そして生活保護の問題に取り組んでいかなければならないと考えている。これからの障害者団体のミーティングには私も積極的に参加するつもりだ。

 最後に、生活保護に関して一人の精神病者として想うところを述べたいと想う。
 それは、いま現在精神病院に入院している30万人以上の病者のことだ。精神医療などというものは、本当は医療などではない。特に長期入院している病者は、ただ閉じこめられ、隔離され、一生を終えることを期待されている。それは、殺人に等しいことである。私自身が精神病院の中で、そのような人たちをあまりにたくさん見てきた。

 「良心的」と言われている医療従事者やNHKなどのマスコミは「退院支援」と称して、「社会復帰」の名目でいろいろなことをやっていると言われている。もちろん、そのような取り組みで退院できた方も多少はいるだろう。しかし、それはごく少数であり、また、たとえ退院できたとしても、本当の自分の《想い》を押し殺して医療従事者・福祉従事者に従うことによって生きていかざるを得ない。まさに生殺与奪の世界である。

 私は、そんなのはまっぴら御免である。そんなのはまやかしである。退院できる方を本当に退院させるためには、「社会復帰」を目指さない反社会復帰で開き直り、働かない権利を保障することで、医療従事者・福祉従事者の勝手に敷いたレールをぶち壊し、法律を無くして、自由に病者自身の《想い》で退院し、できうれば患者会を作っていくことだ。そして、そのために絶対必要な条件となるのは、まさに生活保護である。逆に、生活保護が保証されなければ、絶対に精神病院から退院できる病者はほとんどいなくなる。こんなことは本当は当たり前なのだが、「退院支援」を賞賛するNHKなどの「良心的マスコミ」は、「退院」の文脈で生活保護を取り上げることは全く無い。

 精神病院に入院している30万人以上の精神病者の、本当に危うい消えかかっている生命は、生活保護の消滅とともに消えるのである。そして、そのときは、私の生命も消えるだろう。
                         (2013年9月7日)

9月20日(金)
昼食は動労千葉物販のソバ。舞茸、サツマイモの天ぷらソバ、蟹カマ、
色々トッピングして完成
夕食は差し入れ・東松山の地卵で玉子かけご飯。アジの干物
三里塚の冬瓜と手羽元の中華スープ。
『DAYS』コーナー また差し入れかな?
「契約書に『更新料』と書いてないので、今回更新料30万円は払えません」の一点張りの区役所障害者課。

区役所は、今までこの契約書の内容を認めて3年に一度づつ、30万円を出し続けてきた。
契約書にある「補償金の10%、30万円」は、店舗にとって、事実上の更新料だ。
そんなことは社会常識でわかる。

それなのに「この、更新料、という欄に30万円が書いて無くて、「更新時の補償金30万円」とあるだけなので、出せません、という。

全く融通がきかない!!

改めて、これは闘う労働組合がないのが問題だ!!と、実感した。

更新料がなくては更新ができない、という 現場労働者の側に立てない、区役所(区職労)労働者。ここで余計な約束をしては、自分の立場が悪くなったり、果ては首が飛ぶかもしれないと、がんじがらめになっている様子だ。

「私どもは、この、『要綱』にないので、支払えません」しか言わない、というか、言えない。

怒りの怒号が、区役所ホール、ロビー、福祉課のフロア全体に響き渡るなか、この担当者を気遣う、とか、話に割って入ってなだめようとする職員が一人もいない。みんな黙って自分の机に向かい、ちら、ともこちらを見ようともしない。聞こえていないかのようにふるまっている。仲間の力になろう、という団結が全くないのだ。

ここに闘う労働組合があれば、もっと柔軟に窓口の対応が できるはずだ。訪問者の話を聞く。共感する。なんとかできないものか、上司に掛け合ってでも努力してみる。ここで余計な仕事がどんどん増えても、労働者の団結で乗り切ることができるし、自治体労働者に気持ちの余裕が生まれてくるはずだ。

労働組合の問題だ、と、改めて体感しました!!
意識調査
首相の汚染水発言、違和感感じる?
AFPBB News
合計:56,824
実施期間:2013年9月12日~2013年9月23日
違和感を感じる
77.5%
44,046
違和感を感じない 18.5% 10,488
わからない/どちらともいえない 4.0% 2,290
汚染水漏れのタンク「ふざけてるとしか思えない仕様」〈AERA〉dot. 9月19日(木)
 五輪招致に沸く日本だが、だからこそいよいよ無視できないのが、福島第一原発の汚染水流出問題。東電のコストカットが原因の一端となっているこの問題に対し、国費が投入されることが決まった。しかし現場からは「ふざけてるとしか思えない」「当たり前のことができていない」と、いまだ怒りの声があがっている。

 いま起きている汚染水問題には、2種類ある。一つは、福島第一原発に流れ込む地下水が、地中に漏れ出している汚染水と混じり、海へ流出している問題。資源エネルギー庁の試算では、1日300トンにのぼる。

 もう一つが、8月19日になって発覚した、敷地内のタンクから300トンの汚染水が漏れていた問題だ。タンクは、鋼材をボルトでつなぎ合わせただけの「フランジ型」という簡易なもので、約1週間で製造できる。耐用年数は約5年で、敷地内に約1千基あるタンクのうち、約350基がこのタイプだ。

「普通のタンクは、船を造るように、それぞれの部品を溶接するものです。しかし、フランジ型タンクは、部品をクレーンで吊(つ)り上げ、あとは鳶(とび)職人たちがボルトを締め付ければ出来上がりという、ふざけているとしか思えない仕様。いつか漏れるだろうと思っていました」

 と指摘するのは、福島第一原発の協力企業社員として収束工事にかかわるT氏である。 今回の政府の対策では、遮水壁に国費を投入するが、タンクについては「溶接型」に変えることを示しただけだ。

「そもそもタンクに水位計がついていれば、汚染水漏れはすぐにわかる。そんな当たり前のことさえできていないのが問題なんです。このまま仮設タンクを何年も使い続けるようでは、トラブルはまた起きるでしょう」

 東電はこれまで、10人ほどで約1千基のタンクを見回っていたが、汚染水漏れが発覚して60人に増やすことを決めた。すると、新たに4カ所で高い放射線が検出され、最大毎時約1800ミリシーベルトが測定された。人が4時間ほど浴びると死亡する線量だ。この調子でいくと、まだ発見されていない漏れが次々と見つかりそうだ。

「正直、パトロールといっても人数は少なかったし、周辺の放射線量も高いから、適当なものでした。しかも、タンク周辺は雨が降ると水たまりができて、何が漏水なのか判別がつかない。今回の問題でゼネコンやタンクの製造元、パトロールの下請けまでこっぴどく叱られました。でも、これも、そもそもコストカットで人数を削った末の惨事。いまや猛暑の中、見回りが倍増して現場は悲鳴を上げています」(東電関係者)

 しかも今後、国費が投じられたとしても、すぐにもろもろの問題が解決するわけではない。元作業員K氏がこう語るのだ。

「コストカットの弊害が是正されても、きちんと施工できる人がいなければ何も変わりません。たとえば、継ぎ目を固定するボルトは、ただ締めれば良いものではなく、締める順番や力のかけ方が決まっている。しかし、人手不足で技術のない作業員もたくさん交じっているので、手順が徹底されず雑な工事になっています。今後、急いで工事を進めたら、ますますトラブルが増えるのは目に見えている」

※AERA  2013年9月16日号


    全学連福島ブログ



三里塚芝山連合空港反対同盟 動労千葉 星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議 労組交流センター
動労千葉を支援する会
3・14法大弾圧を許さない法大生の会
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