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震災から3年目を迎える新春を迎えました。福島県農業を応援いただいている日本中の皆様へ心を込めて「あけましておめでとうございます。」 この3月11日で、震災、原発事故から3年目を迎えます。この間、皆様ご存じのように、福島県農業は風評から差別とも言える苦悩を味わってまいりました。しかし、2年前と違うのは「日本中の応援いただける人々とつながってきている。」ということです。それが、私たち福島県農業者が前に進む力となっています。 久しぶりに紅白歌合戦を見ました。印象的だったのはアフリカの砂漠の大地から歌うMISIAの「明日へ」でした。突き抜けるような青いアフリカの空。「ほんとうの空」のある福島県ですが、しばらくその空を見上げることはなかったように思います。しかし、福島県とつながっているアフリカの空はあんなに青く、生きていた、・・そんな感じがしました。 また、今年は、NHKの大河ドラマ新島八重を主人公とする「八重の桜」も放映されます。八重は「あきらめなければ夢は叶う」と言いました。 福島県には、今、アフリカなどの開発援助にたずさわっていたNGOの方々などの多くが、福島県の復興のために入っていただいています。その方々と、そして福島県農業を応援いただいている日本中の方々と今年も共に歩んでまいります。「あきらめなければ、必ず、夢は叶う。」と信じながら。
2013年1月1日
二本松農園代表 齊藤登 (NPO法人がんばろう福島、農業者等の会理事長)
(NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事) |
★福島県農業者による農産物直販サイト
http://www.farm-n.jp/index.php では、新島八重のふるさと、福島県会津地方の伝統料理「こづゆ」も取り扱っています。 お正月にぜひ、ご利用ください。 |
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★写真は、ほんとうの空のある安達太良山、と浪江町の役場(二本松市内に建設) |
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